綺麗に茂った有茎草
メインタンクの60cm水草水槽。途中、後景の有茎草がうまく育たなかったりと微妙にトラブルがありましたが、なかなか綺麗に仕上がりました。
一旦この水景は、これでレイアウト完成ってことにします。
有茎草が伸びすぎる
綺麗に仕上がったと、ニヤニヤしながら水景を眺めること数日。
下草のニューラージパールグラスや、中景のアヌビアスはそうでもありませんが、後景の有茎草はアッという間に伸びてオーバーハングしてしまいました。
水草のオーバーハングとは?
アクアリウムにおいて「水草がオーバーハングする」というのは水草が成長して上方に伸び、水面を覆う状態のことを指します。
ちなみに「オーバーハング」は元々は登山用語でひさしのように突き出た岩壁のことを指すらしいですね。
水草がオーバーハングしたらどうなる?
では、水草がオーバーハングしたら何か問題があるのでしょうか?
レイアウトが雑然として見える
やはり単純に見た目が悪いです。草ボーボーってのも嫌いではありませんけどね(笑)
餌や葉クズが引っかかる
給餌の際にオーバーハングした水草に餌が引っかかってしまい、魚が食べにくそうです。また、抜けたりトリミングした葉クズが引っかかって見苦しくなることも。
下草に光が届かなくなる
水面を水草が覆ってしまうので、照明の光が下草まで届かなくなってしまいます。
シダ系の耐陰性のある水草であれば問題ありませんが、グロッソスティグマなどの高光量での育成が望ましい水草の場合は致命的です。
魚にとっては良いことも
隠れ家になる
水草水槽・レイアウトという観点からみるとデメリットが多く感じます。しかし、そこに住む魚にとっては格好の隠れ家になることもありますね。
水槽の隅々まで照明で明るいと、さすがに魚も落ち着かないでしょう。オーバーハングした水草も悪いことばかりではないんですよね。
あとがき
有茎草って、なかなか調子が上がらないな〜なんて思ってたら、ある日突然やる気スイッチが入ってアッと言う間にオーバーハング!なんてことも結構ありますよね。
うちでは特にロタラ・マクランドラ グリーンの成長が早いです(Ꙭ)