こんにちはー。水草の水上葉育成に興味があるゾエ(@zoe)です。今回は水上葉の状態でストックした“土付きの水草”を、水草水槽レイアウトで使う方法(植え方)についてのお話です。
水上葉をレイアウトに使おう!
レイアウトに使わなくなったり増えすぎた水草は、水上葉に移行させてからストックしておくのがおすすめです。そうすれば次回レイアウトを変更する際や、追加で水草水槽を立ち上げる際に新たに水草を買いなおさなくても済みますね。
今回はうちのベランダで水上葉育成しているニューラージパールグラスを、ベタを飼っている小型水槽に植えることにしました。
ちなみに、チャームさんで販売されている土付きのヘアーグラスなども同じ方法で行うと植えやすいですよ。
水草を植える前の下準備をしよう
使う部分にカッターで切れ込みを入れる
植えやすいようにある程度小分けにします。無理に水草を引き抜こうとすると千切れてしまうのでご注意。まずはカッターを使い、ケーキやカステラを切るようにザクザク切れ込みを入れましょう。
ピンセットで土ごと抜き取る
切れ込みを入れたところにピンセットを差し込むようにして、水草を土ごと抜き取ります。しっかり根付いていればシート状にキレイに取れるので結構気持ちいいです(笑
根についた土を取り除く
水を張ったバケツですすぎ、根についた土を取り除きましょう。またすぐに植えるので、あまり神経質に取る必要はありません。
こんな感じで根をまとめておくと後で植えやすいです。ただし、あまりに長く根が伸びている場合は適当な長さにカットしましょう。成長が鈍くなったり水質悪化につながることもあります。
植えやすいサイズに小分けする
上の工程を繰り返して、必要な量を準備しましょう。あまり小分けにし過ぎても植えるのが大変なので、今回は5〜6cm四方のサイズで分けています。
ベタ水槽にニューラージパールグラスを植えました!
エキノドルスsp.サンパウロ・レッドをセンタープランツにして、その周りにエキノドルス・テネルス、ニューラージパールグラスを植えました。
葉が赤くなる水草!エキノドルスsp.サンパウロを頂きました!
ニューラージパールグラスはあまり深く根を張らないので、抜けて浮いてしまうことがあります。底床に少し埋めるようにして植えると抜けにくくなります。完全に埋まってしまわなければちゃんと成長するので心配ありません。
水草を抜き取った後の処理
さて、水草を抜き取った後は当然ポッカリと穴が空いてしまいます。ここはきちんと埋めなおしておきましょう。
このように新しいソイルで埋めなおして水をヒタヒタに張っておけばOK。明るい窓辺などに置いておけばまた水草が成長して広がります。
あとがき
いかがでしょうか。思い切ってカッターで切り分けるのがポイントですね。簡単にできる作業なので興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。:)