こんにちはー、油膜でギラギラした水面が嫌いなゾエ(@zoe)です。今回は水草水槽に発生する「油膜」についてのお話です。
水景を台無しにする油膜に悩む
水槽を立ち上げた初期の頃や、水槽内の環境バランスが崩れたときなどに発生しやすい油膜。とにかく見た目が悪いですよね。うちでも油膜が発生していて水面が泡だらけになったりして僕のテンションはダダ下がりでした。原因は様々ですが「ろ過バクテリアに問題がある」「餌の食べ残しが多い」などがよく挙げられますね。
うちでは換水やADAの油膜取り「VUPPA-I」で対処していましたが、稼働中は綺麗になるものの停止中は再び油膜が発生し、一時凌ぎにしかならず根本解決にはなっていませんでした。
リリィパイプでエアレーション!
フィルターの配管をメタルパイプにした頃から「エアレーション」を全くしていなかったことに気付き(今更w)リリィパイプでエアレーションしてみることに。
ろ過フィルター内のバクテリアが酸欠になっているのが油膜発生の原因なのではないか?と思いまして。
リリィパイプは水面の水を引き込む作用があり、水面から出るように設置するとエアレーションすることができます。
空気中の酸素を水中に溶け込ませやすくして魚などの生体や、ろ過バクテリアの酸欠を防ぎます。単純に水面をかき混ぜてるので油膜や水面に落ちたホコリなども目立たなくなりますね。
エアレーションを行った結果
セオリー通り、照明をつけている昼間はCO2を添加し水草の光合成を促進させ、照明が消える夜間はCO2の添加を停止しリリィパイプによるエアレーションを数日行いました。
するとどうでしょう。油膜がほぼ無くなり(目立たなくなり)ました!
夜間エアレーションについては賛否両論あり「pHが変動するので生体にダメージがある」とか「何もしなくても空気中の酸素は水中溶けこむから特に必要ない」など言われていますが、うちの環境&油膜防止と言う点に限って言えば「夜間エアレーションした方が良い」という考えで落ち着きました。
皆さんは夜間エアレーションや油膜対策はどうされていますか? :)
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