こんにちはー。水族館が大好きなzoe(@zoe)です。1年に1回くらいはどこかの水族館に行っています。今年の5月は東京のすみだ水族館に行って満喫してきましたが、今回は自宅でも楽しめる水族館のような不思議なディスプレイを見つけたのでご紹介します。
まるで小さな水族館のようなデジタルディスプレイ
これはデザイナー兼エンジニアであるZelf Koelman氏が開発中の「Ferrolic」というディスプレイです。静止画ではよく分からないと思いますので、次の動画をご覧ください。
http://zelfkoelman.com/
白いディスプレイに墨のような物体が現れ、とても滑らかな動きで様々な形状に変化します。まるで魚が水槽内を泳いでいるようにも見え、水族館を眺めているような気分にもなります。アートとして楽しむだけでなく、実用的な時計の機能もあるようです。
一体どうやって動いているのか?
Ferrolicはケースの中に磁性流体が入っており、背面にある電磁石を制御することで巧みに磁性流体を動かしているそうです。なるほど、磁性流体と電磁石を使って、まるで本物の生物のように表現しているのですね!
子供の頃に砂鉄を磁石でくっつけて遊びましたが、あれに似たような感じでしょうか。
磁性流体(じせいりゅうたい, Magnetorheological fluid, Magnetic Fluid, Ferrofluid)あるいはMR流体とは、流体でありながら、磁性を帯び、砂鉄のように磁石に吸い寄せられる性質を持つ機能性流体(smart fluid)の一つである。
引用元:磁性流体 – Wikipedia
あとがき
Ferrolicはまだ開発中のプロダクトのようですが、一応購入は可能であり、2015年8月現在でのお値段は1台7,500ユーロ(約104万円)ということです。水族館や水草水槽のように時間を忘れていつまでもボーっと眺めていられそうですね:)