皆さんは水槽の濾過フィルターって、どのくらいの頻度でメンテナンス・掃除していますか?うちではエーハイムの外部フィルター2211、2213、2215を使用していますが「流量が低下してきたかな〜」と感じたら行っています。
パイプやホースは見えているので結構こまめに行いますが、フィルター内部はキャビネット内にあって普段は見えないし、つい放ったらかしにしてしまうんですよね;
今回はエーハイム外部フィルターの流量が低下する原因・チェックポイントを備忘録としてまとめておきます。
ろ材・フィルター編
フィルターパッド(マット)の目詰まり
やはり流量低下の原因No.1がこれじゃないでしょうか。
粗目フィルターパッドはそれ程でもありませんが、細めフィルターパッド(白いウールマット)は細かいゴミが溜まって目詰まりしやすいです。
生体の飼育数が多い場合などは2〜3ヶ月で結構詰まっていることも。環境によるので一概には言えませんが、早めのサイクルで交換するのが吉。
メーカーからは純正のパッドを推奨されていますが、僕はあまり大きな違いを感じないのでノーブランドのものや、なんなら100円ショップのペットコーナーにあるウールを適当に成型して使っています(笑)
パイプ・ホース・タップ編
パイプやホースが汚れている
何かが詰まっているならまだしも「ただ汚れているだけで流量が減るわけない」と思っていませんか?(僕は思ってました)
実はパイプやホースを掃除するだけで流量が復活することも少なくありません。たとえ汚れが原因でなくとも、とりあえず綺麗になるのでまずは掃除がおすすめ(笑
ホースが長すぎる・曲がっている
必要以上にホースが長すぎると、それだけポンプ・モーターに負担が掛かります。
あまりピッタリの長さにするとメンテナンス性が落ちるので、少し余裕がある程度の長さにしましょう。また、途中でホースが折れ曲がっていないかも要チェック。他の器具や水槽台の角などに当たって折れ曲がっていることも。
タップの開け忘れ・締め過ぎ
ダブルタップを使用している場合、清掃後にタップを開け忘れていませんか?
特にサブフィルターと連結して幾つもタップを使用していると、意外と開け忘れている箇所があったりします。水量制限のためにタップを締め気味にしている場合も、締め過ぎて流量低下を招いているのかも。
ホース径を途中で換えている
アダプターを使用してホース径を途中で換えていると、多少なりとも水流に抵抗が掛かってしまうようです。特に注意して清掃したり、無理な変換・改造をしていないか見直しを。
インペラー・モーター編
インペラーやシャフトの汚れ・破損
フィルターの心臓部とも言えるインペラー。多少の汚れなら大丈夫ですが、汚れていると徐々に流量が落ちてきます。これも環境によりますが、4〜6ヶ月に1回くらいは清掃をおすすめします。
また、シャフト(白い棒)もインペラーとの磨耗で徐々に細くなってしまい、インペラーの回転に影響が出ることもあるようです。軸がズレている場合も異音がしたり流量低下の原因に。
インペラーとコイルの同期問題
インペラーとコイルの同期が合っていないと、正常に動作しないことがあります。電源コンセントを何度か抜き差しして様子をみましょう。うちでは結構よく起こります(汗
モーターの故障
上記、ろ材・パッド・ホース・インペラーなどに特に問題が見つからず、それでも流量が少ない・全く出ないなどの場合は、モーターヘッドに問題があるかもしれません。
モーターヘッドのみ、水を張ったバケツや浴槽などに入れて電源を入れます。モーターヘッドが完全に水に浸かっても問題無いようです。(エーハイムサポート談)
特に問題なく動作していればモーターヘッド以外の部分に問題があるので、もう一度最初から見直してみましょう。
もしも異音がしたり排水量に問題があるようであれば、モーターの故障などが考えられるので、エーハイムのカスタマーサポートに修理を依頼しましょう。
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あとがき
フィルターのメンテナンスって、つい忘れがち(サボりがち)ですが、メンテ後の快調な様子を見るとちゃんとやらなきゃな〜と思います(笑)