こんにちはー。エビフライが好きなゾエ(@zoe)です。ヤマトヌマエビやミナミヌマエビなど、水槽内で飼育しているエビが脱皮することがありますが、キレイに抜け殻が残っていることがありますよね。
今回はそんなエビの抜け殻についてのお話です。
ヤマトヌマエビの抜け殻を撮影してみた!
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エビの抜け殻は、水槽内ではあまり見栄えが良くないので、普段は換水時にホースで吸い出します。又はそのまま放置していると、エビが食べているのか微生物に分解されているのか、いつの間にか無くなっていますよね。
今回も換水時に捨てようと思いましたが、抜け殻がキレイに残っていたので思いつきで撮影してみたら謎の宇宙生物っぽい感じになりました(笑)
このように透明プラスチックの容器に水を入れ、下に黒い厚紙を敷いてから撮影しました。気泡が星のように見えて宇宙っぽさを演出。ええ、たまたま偶然ですけどね(笑)
今度は上から撮影(色は画像加工しています)。足の部分がとれちゃってますが、なかなかキレイな状態です。それにしてもエビって、触覚とか毛の部分までキレイに脱皮しますね。改めて見ると凄いし何だか不思議!
脱皮について注意したいこと
脱皮は基本的には成長している証でもあるので、何も気にしなくて大丈夫です。しかし、いくつか注意したいポイントもあります。
抱卵したメスは要注意
抱卵したメスの場合、お腹に抱えた卵ごと脱皮してしまうこともあります。そうなるとそのまま卵がダメになったり、他の魚やエビに食べられてしまいます。多量の換水などで大きく環境が変わると脱皮を誘発することもあるようです。
ヤマトヌマエビは淡水での繁殖がほぼ不可能なのであまり考えなくともよさそうですが、ミナミヌマエビやレッドビーシュリンプなどで抱卵した個体がいる場合は少し注意した方がいいかもしれませんね。
脱皮直後は敵に狙われやすい
エビの脱皮直後は一時的に殻が柔らかくなっているため、魚に食べられやすかったり他のエビに攻撃されることもあるので注意が必要です。水草が繁茂した環境なら隠れる場所が多く、生存率が上がりますね。
ちなみに何故、脱皮をすると成長するのでしょうか?
エビ(節足動物)の殻の内側には細胞が並んでおり、脱皮の直前に縦方向に分裂します。そして脱皮直後の殻が柔らかくなった時に今度は細胞が横方向に広がり、脱皮前より一回り大きな体になります。これを繰り返すことで成長しているんですね。
あとがき
エビの抜け殻なんて普段見慣れて何とも思わないかもしれませんが、あらためて観察してみると結構おもしろいですよ。今度エビの抜け殻を見つけたら少し観察してみてはいかがでしょうか :)