こんにちはー、料理は全くしないゾエ(@zoe)です。
水草を元気に育てるためにCO2の添加が効果的ですが、みなさんはどのように行っていますか?
普段僕は大型のボンベ(通称ミドボン)で行っていますが、今回は小型水槽へCO2添加を行うために発酵式のCO2添加にチャレンジしてみました!
発酵式CO2の素、砂糖ゼリーをつくろう!
発酵式には幾つか方法があるようですが、今回はゼリー式と呼ばれる方式でやってみます!今回は初めてだったので3分以上かかりましたが、慣れれば数分で簡単にできる作業のようです。
準備するもの
※容量500mlの場合
砂糖 | 100g |
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ゼラチン | 2.5g |
ドライイースト | 少々 |
水 | 100ml |
砂糖をゼラチンを水に溶かす
まず小さめの鍋に砂糖100gと水100gを入れて温めながら溶かします。砂糖が溶けたら次にゼラチン2.5gを入れて混ぜ合わせましょう。
ゼラチンはダマになりやすいので弱火〜中火でかき混ぜながらしっかり溶かします。ここでの注意点は水が沸騰しないようにすること。沸騰させてしまうとゼラチンが固まらなくなるので、沸騰する手前の80℃くらいがベスト。
ちなみにこの鍋は妻が最近購入したお気に入りのティファールの鍋です。発酵式でCO2を添加する…と説明しても理解を得られず貸してもらえなさそうなので、妻が外出中にこっそり使用します(笑)
容器に移して冷やして固める
発酵式CO2添加というと500mlのペットボトルを利用されることが多いですが、多少見た目がマシになるかと思い、三角フラスコを使ってみました。
先ほど混ぜ合わせた砂糖+水+ゼラチンを、粗熱をとってからフラスコに移します。あとは冷蔵庫で冷やしておき、固まったら砂糖ゼリーのできあがり!
実際に使ってみよう!
妻に見つからないように冷蔵庫の奥に隠しておいた砂糖ゼリーちゃん。
きちんと固まるか少し心配でしたが、この通り固まってゼリー状になっていました。よしよし。
ドライイーストを入れて発酵させる
ドライイースト(イースト菌)を薄く表面を覆う程度にパラっと入れ、ぬるま湯を200ml程度加えます。
イースト菌は4℃以下になると活動が停止し、60℃以上で死滅。27℃~30℃が活発に働く温度です。
したがって冬場はなかなか発酵せずCO2が出なかったり、夏場は発酵しすぎて砂糖ゼリーの消耗が激しく効果が短くなる傾向にあるようですね。
ゼリー式の良い所は燃料がどのくらい残っているかが目視しやすいところです。
ある程度の目安ですが、砂糖ゼリーの部分が徐々に溶けて無くなっていくので残量が分かりやすいですね!
ゴム栓でフタをして暫く待つ
ドライイーストとぬるま湯を入れたら、しっかり栓をして暫く待つだけ。
今回僕が使用した三角フラスコ500mlには13号/上径(下径)×高さ(mm):φ39(φ34)×35)のゴム栓が適合します。このゴム栓は最初から穴が開いているので便利でした。三箇所穴が開いており、使うところだけ下側の部分をカッターなどで切れ込みを入れて使用します。
以前使っていたADAのジョイントグラスがピッタリはまりました。
発酵成功!CO2が出てきた!
セッティング後しばらくしたらモコモコ泡立ち始めました。実際にはほぼ無音ですが、ショワショワしてます。
エアストーンからもこの通り、CO2が出てきました!ひとまず成功です!グラミーも何事かと興味津々。
(発酵式でのCO2添加はボンベと比べて圧が弱いのでエアストーンを使用しましょう。CO2ストーンだとなかなか出てこないと思います)
小型水槽と並べたらこんな感じです。みすぼらしくはないけど、思ったほどカッコ良くもないなぁ(笑)
ゴム栓の色が変なのかな。それとも丸底フラスコの方が良かったかな。
あとがき
発酵式でのCO2添加、初めてチャレンジしてみましたが一応成功しました。ボンベにはないメリット・デメリットがあるようなので、そのうちまた記事にしたいと思います。
最初からCO2ボンベを使用していて、発酵式でのCO2添加をやったことがないという方って僕の他にもいらっしゃるのではないでしょうか。自由研究気分でチャレンジしてみるのもなかなか面白いですよ :)